兵庫県　　　

　≪播磨北部≫

　　　　　　宍粟市、作用郡（作用町）

住所	神社名	例祭日	内容	備考

≪宍粟市≫　　　平成１７年（２００５）４／１誕生。宍粟郡山崎町、一宮町、波賀町、千種町が合併して誕生。
◎旧・山崎町
■山﨑地区
山崎町門前１７７	山崎八幡神社	１０／１５（毎年）	神輿３基
			担いだんじり	西町
			屋台廃絶	西町、福原町、北魚町
			獅子舞	西町獅子舞保存会
西町＝担い地車（前・和歌山市善明寺地車）昭和５８年（１９８３）に有限会社　本家門前屋（元・酒造会社）倉庫より獅子屋台が発見された。昭和３年の御大典以来の出現で、現在台車を付け獅子舞も復活して曳行している。彫師は花岡正一。
大正年間より神社境内の屋台蔵に納めていたが、戦時中に奉納し錺金具を供出のため、北魚町、西町が戦時中に解体。福原町も昭和２０年代後半に廃絶。

■城下地区
山崎町中井２２６	田中神社	１０／１６	例祭
山崎町春安２６４	天神神社	？	―
山崎町下広瀬１２	狐山神社	？	―
山崎町野９２	稲垣神社	１０／９	例祭
山崎町千本屋８９	雨祈神社	１０／９	例祭	本・郷社
山崎町上比地２４０	岩田神社	１０／１５	例祭
山崎町中比地５２０	鹿島神社	５／１８	例祭
山崎町下比地１０１	建速神社	１０／９	例祭

■戸原地区
山崎町川戸３４２	岩田神社	１０／中旬	屋台
			獅子舞
山崎町宇原９２９	岩田神社	１０／１０	獅子２頭	夢前・護持村より伝わる
山崎町下宇原１００	建速神社	１０月	例祭

■河東地区
山崎町須賀沢４７７	石作神社	１０／連休日曜（元・９）	子供神輿	以前は布団屋台。布団屋台の練り方で神輿を廻す
山崎町高所６７９	春日神社	？	獅子舞	始まりは不詳だが、宝暦６年（１７５６）に山崎八幡神社に奉納の記録がある。
山崎町三谷９７－１２	中山神社	１０／１・９	幣の巡幸
山崎町神谷３－２	八岡神社	１０／９	例祭
山崎町矢原６０	矢原神社	１０／９	例祭
山崎町岸田８９１	八幡神社	１０／９	例祭
山崎町野々上字上地５２７	八幡神社	？	―

■神野地区
山崎町三津字北山６１８	武大神社	１０／２日曜	子供神輿、子供屋台	餅まき
山崎町梯字釜谷３０４	岩上神社	？	―
山崎町五十波１９５	岩上神社	１０／１４頃の日曜	例祭
山崎町田井字宮ノ谷６４７－２８	大社神社	？	―
山崎町与位１２９	与位神社	１０月	神幸式
山崎町清野２０６	火魂社	８／２０	例祭
山崎町母栖字上垣内９３	山神社	？	―
山崎町杉ヶ瀬５０	山神社	？	―

■蔦沢地区
山崎町小茅野４７７	位尾神社	１０／２０	例祭
山崎町中野字宮ノ元１１１６	桓武伊和神社	１０／１０	獅子舞	伊勢獅子舞の流れをくむ
山崎町東下野３２２	吾勝神社	？	―
山崎町大谷３６	須賀神社	１１／２８	例祭
山崎町上牧谷３５１	住吉神社	１１／２５	例祭
山崎町下牧谷２９９	大倭物代主神社	？	―
山崎町片山５８－１０	片岡神社	？	―
山崎町生谷２６３	岩淵神社	１１／２５	例祭

■土万(ひじま）地区
山崎町土万１１３６	松尾神社	１０／１９	馬駈け	氏子は土万、葛根
山崎町塩山３４１	松尾神社	１０／１９	例祭
山崎町大沢９３６	五社神社	１０／１９	神輿２基	氏子は大沢、万合、段、大河内

■菅野地区
山崎町高下９０９	西諏訪神社	７／２	例祭
山崎町高下１２７７	東諏訪神社	１０／２	例祭
山崎町塩田５１４	産霊神社	１０／１５	例祭
山崎町青木２３５７	若西神社	１０／１５	獅子舞	出雲神楽の流れをくむ
山崎町市場１１２	長尾神社	１１／１５	例祭
山崎町木谷１８	建速神社	？	―

◎旧・一宮町
■一宮地区
一宮町須行名４０７	伊和神社	１０／１５、１６（毎年）	神輿
			屋台４台	須行名､安黒､伊和､東市場
須行名＝道の駅・播磨いちのみやに常設展示。昭和５９年制作。大工は宮本住建（宮本長治）。改修時は宮本住建（宮本長治の息子の昌治）。狭間の彫師は２代目松本義廣、久保経一長正。平成１３年、漆塗り、錺金具新調。
安黒＝平成１９年（２００７）９月２３日、新調入魂式。搬入は９月１７日。平成２３年（２０１１）完成。棟・井筒・四本柱・高欄を新調。斗組、正角、本棒、脇棒は旧屋台から継承、練り棒は解体の上、削り直しの改修工事を施工。大工は木場の福善工務店。狭間の彫師は３代目松本義廣。「桃山御殿」、「楠公子別れ櫻井の駅」、「布引４段目小櫻責め」、「曽我五郎大磯驀進」。　先代は昭和初期～中期頃に妻鹿より購入と云われる。
伊和＝平成１６年９／２６、新調入魂式。狭間など彫刻、ぎぼし等は先代を受け継ぐ。彫師は二代目黒田正勝。　先代は文化元年（１８０４）制作。
東市場⇒平成２０年（２００８）５／４、屋台蔵完成式。公民館敷地内へ移転新築。約３５年ぶりの新築。合わせて屋台も改修。＝平成１２年、棟、高欄、錺金具新調。狭間、露盤の彫師は川原啓秀。先代屋台から引き継ぐ。「神功皇后」、「村上義光錦の御旗奪還」、「新田義貞稲村ヶ崎」、「赤穂義士吉良邸討入り」。
※伊和神社は６１年毎に三ッ山祭(花咲山､白旗山､岩倉山)を行う
一宮町嶋田字石橋２７９	七社神社	１０／１５、１６（毎年）	屋台（大小）	午後は伊和神社に宮入り。
嶋田＝平成１２年新調。平成１４年、漆塗り。狭間の彫師は？。「天の岩屋戸」、「曽我五郎大磯驀進」、「秀吉本陣佐久間の乱入」、「布引４段目小櫻責め」。幕は「龍虎」、高欄掛は「宇治川の先陣争い」。
一宮町森添２８０	御形神社（公式ＨＰへ）	５／３	神幸式	獅子舞＝公文
		１０／１０	子供相撲	餅まき
春祭りは神輿３基と子供みこし３基が渡御行列を組み、神社より踊野までを往復する。また獅子舞も出る。
氏子は旧・三方村（福野、河原田、三方町、公文、森添）
一宮町上野田４５８	庭田神社	１０／１８	神幸式	氏子は能倉、東河内、上野田、下野田
一宮町安積字宮山８６４	八幡神社	１０／１７	例祭
一宮町西安積字岩ヶ口５１８	八幡神社	１０／２０	例祭	氏子は杉田；波賀町日見谷、谷、岩倉山
一宮町杉田字高木６２	大歳神社	？	―

■下三方地区　　　⇒生栖、深河谷、西深、福知、福中
一宮町生栖７９７	大歳神社	１０／中旬	獅子舞
一宮町深河谷７８９	池王神社	１０／初旬	獅子舞
一宮町西深３３７	御武神社	１０／初旬	獅子舞
一宮町福知２６９	早玉神社	１０／１日曜	だんじり（大小）
壇尻＝初代。明治２２年（１８８９）、姫路市興浜新調。一階梁・胴差し部分に「明治２２年、匠工　児島新七・番匠　兒嶋新七」の墨書きがある。平成２年（１９９０）５月４日、興浜より寄贈してもらう。子供檀尻＝平成１５年新造。
一宮町福中２８５	荒神社	？	―

■繁盛地区
一宮町草木１７９	若宮八幡神社	？	―
一宮町千町３３３	若一神社	１０／１５	例祭
一宮町黒原３９２	若一神社	？	―
一宮町井内１４１	諸井神社	９／下旬	例祭
一宮町横山３２９	横山神社	９／１７（毎年）	横山ちゃんちゃんこ踊り
横山ちゃんちゃんこ踊り＝室町時代より続くこの踊りは、県下１７種あるちゃんちゃこ踊りの中でも最も古いとされる由緒ある風習。あでやかな衣装の少年少女たちによって昼すぎから夕方ごろまで地区内の神社など四ヶ所を踊り回る。地元に残された記録では、チャンチャコ踊りを伝えた山伏は文明元年（１４６９）に死去した。
一宮町倉床１９８	神明社	９／中旬	獅子舞

◎旧・波賀町
波賀町安賀４３５	波賀八幡神社	８／２４頃の日曜	チャンチャコ踊り	一宮町横山より伝わる
		１１／３	神幸式
氏子は安賀、飯見、有賀、斎木、上野
上野＝子供みこし。昭和６０年頃制作。
波賀町小野２２４	諏訪神社	１０／１２	例祭
波賀町皆木１９６	邇志神社	１０／１４	餅まき
波賀町音水７７－１	金山神社	１０／２５	例祭
波賀町原６６５	原八幡神社	１０／１９・８／２４頃の日曜	チャンチャコ踊り
波賀町日ノ原９３	大森神社	１０月	例祭
波賀町道谷１３２	阿於意神社	１０／８	神楽踊り
波賀町戸倉９０	大森神社	１０／９	例祭
波賀町引原３２８－２７	八幡神社	７／１４	神楽踊廃絶
波賀町鹿伏１２３	高倉神社	１０／２８	例祭
波賀町野尻２３	八幡神社	１０／３０	例祭
波賀町上野２７２	宝殿神社	１１／３	奉納相撲
			子供神輿
子供神輿＝平成２４年（２０１４）、上野子供会が２８年ぶりに新調。猪名川町の木工作家の作。　昭和６１年（１９８６）、氏子３地区がそれぞれ子供用の樽神輿を創建する。

◎旧・千種町
千種町千草７７２	大森神社	１０／２日曜	屋台１台
氏子は千草、黒土、西山、室、七野
千種町鷹巣５１６	八幡神社	１０／１５頃の日曜	子供屋台１台	チャンチャコ踊り
千種町岩野辺１６４８	二宮神社	１０／８	獅子舞
千種町河呂２８	河呂大森神社	１０／連休日曜	神輿	消防団による芝居
千種町河内１４９４	中ノ宮神社	１０／連休日曜（元・１３）	子供神輿	子供相撲、餅まき
千種町下河野６３	八重垣神社	１０／２８	子供奉納相撲
千種町西河内３５２	鍋ヶ森神社	１０／１３	神輿、酒宴

≪佐用郡≫
佐用町 ⇒平成１７年（２００５）１０／１、作用郡作用町、上月町、南光町、三日月町が合併。
◎旧・作用町
■佐用地区
佐用３５０	龍山神社	１０／１５頃の土日	神輿
			屋台１台子供屋台１台	彫師は川原啓秀。
			子供樽みこし
屋台＝平成１０年購入。狭間は先代のを利用。彫師は川原啓秀。「赤穂浪士討入り」、「両国橋義士引揚げ」、「新田義貞稲村ヶ崎」、「鶴ヶ岡八幡宮」。　先代は昭和９年に姫新線佐用駅の開業を記念して白浜方面から購入したと伝えられている。狭間の裏面には大正１４年に白浜町の大工・麦本政雄の作と記されている。平成９年まで使われた。
氏子は佐用の上町、中町、川原町、山王、栄町、新町の６町。
本位田２８４	佐用都比売神社	１０／３０	神輿	浦安の舞、獅子舞

■平福地区
平福１７０	素盞鳴神社	１０／中旬（元・１９）	神輿
			子供屋台１台	獅子舞
			楽車１台
大屋台＝かつては４台あったらしい。その後、樽みこしを経て屋台へ。楽車（だんじり）＝かつては歌舞伎、浄瑠璃を上演していたが、昭和３年の御大典を最後に曳かれなくなった。現在は佐用町立平福郷土館に展示。
延吉４６０	神垣神社	１０／１５	例祭

■江川地区
大畠１３３	江川神社	１０／１５頃の日曜	神幸式	獅子舞
大木谷１３８	八幡神社	１０／１６	例祭
福沢２９４	福沢神社	１０／１５頃の日曜	屋台？	境内に屋台蔵らしきものあり
仁方６５	神場神社	１０／１５頃の日曜	例祭

■長谷地区
口長谷６０１－１	八幡神社	１０／１５頃の日曜	布団太鼓休止
			樽みこし	獅子のだんじり
布団太鼓＝昭和天皇の御大典（昭和３年）が最後の担ぎ。彫物も取れかなりの破損につき今や飾付けもせず。
樽みこし＝昭和５５年、２基制作。獅子のダンジリ＝消防団により担がれる。
奥長谷５９８	八幡神社	１０／１５頃の日曜	例祭
宗行２３１	産霊神社	１０／１５	例祭
口金近８４	古武神社	１０／１５	例祭
横坂１６４	八幡神社	１０／１７頃の日曜	子供樽みこし	横坂、奥金近

■石井地区(旧・岡山県吉野郡）
上石井６９３	八幡神社	１０／１５頃の日曜	獅子舞	昭和５０年代に若洲より習得し復活
			神楽
若洲５３１	倉雄神社	？	獅子舞廃絶
奥海１２８１	奥海神社	１０／１７	神幸式	獅子神楽
桑野９３４	八幡神社	１０／１４	例祭
海内１０８１	八幡神社	１０／１９	神幸式	獅子神楽

◎旧・上月町
■西庄地区
佐用町上月８２２	上月八幡神社	１０／１９頃の日曜	獅子舞	相撲
氏子は上月、力万、寄延、目高、小日山、須安、西大畠
宇根７００	清地神社	？	―
早瀬５３４	白山神社	？	―

■幕山地区
本郷５９６	幕山神社	１０／１９	相撲
氏子は本郷、才金、金子、田和、来見（きみ）、平尾、中山、大垣内、皆田、倉垣内
桜山６５５－１	天満神社	１０／２５	例祭
金屋１１７４	吾勝神社	１０／１９	例祭

■久崎地区
久崎字飯之山８３１	大避神社	１０／１５	神輿、獅子神楽	氏子は久崎、家内
櫛田字原家垣内１０９５	八幡神社	１０／１５	例祭
円光寺字松山７３０	八幡神社	１０／１５	例祭	氏子は円光寺、上秋里、下秋里
西新宿３２１	八幡神社	１０／１５	例祭
大日山３７２	八幡神社	１０／１５	例祭
小赤松３７０－２	素盞雄神社	１０／１５	例祭
大酒３４０	三社八幡神社	１０／１５	例祭

◎旧・南光町
■三河地区
中三河５４３	大森神社	１０／２３	屋台１台

■中安地区
多賀１０１８		１０／９	獅子舞	氏子は多賀、中島
米田３８４－２	八幡神社	１０／１５頃の日曜	例祭	氏子は米田、安川、宝蔵寺、土井、小山

■徳久地区
下徳久２２４－１	八幡神社	１０／１５	子供みこし	昭和６０年、３００万円で購入
東徳久１３１７	吾勝神社	１０／１５	例祭
氏子は東徳久、西徳久、平松
林崎字高木ノ元１０６	山王七神社	１０／１５頃の日曜	獅子舞

◎旧・三日月町
■三日月地区
三日月１０９	磐筒男神社	１０／１５頃の土日	屋台１台	三日月
※明治１１年制作。太子町鵤より購入か？昭和５８年に２３年ぶりに復活。狭間は「龍と親子獅子の谷越え」。
乃井野１０５９	乃井野八幡宮	１０／１５頃の土日	屋台４台	乃井野､茶屋､田此､広弦[広山･弦谷] ※仁増も氏地だが遠いため宮入りしない｡
乃井野＝昭和５４年（１９７９）制作。茶屋＝明治初期の作。明治３７年に三日月より購入と伝えられる。田此＝？？。　　広弦[広山･弦谷]＝昭和５８年（１９８３）制作。先代もあり。
仁増	大神宮､荒神宮	１０／１５頃の土日	屋台１台
仁増＝昭和５８年制作。制作費は３００万円。以前は樽みこし。

■大広地区
広１９７１	八幡神社	１０／１７頃の土日	例祭
三原１０３	荒神社	１０／１７	例祭
大畑字家ノ奥１８８	山神社	１０／１７	例祭
※旧・三日月町には全部で屋台が６台ある

★ 展示場
【道の駅　播磨いちのみや】宍粟市一宮町須行名５１０－１。℡　０７９０－７２－８６６６。郷土芸能展示室に伊和神社の屋台（須行名）を展示。
【佐用町立平福郷土館】佐用町平福５９４。℡ ０７９０－８３－２６３５。開館時間は４～８月：９：００～１７：００。９～３月：９：００～１６：００。休館日は月曜、年末年始。料金はおとな２００円、小中高生１００円。だんじり(楽車)を展示。